初心者がギターを始めるための6つのステップ

「ギターを始めたいけどってまず何から始めればいいのかな…」

 

はじめに

ギターは、年齢、性別問わず、多くの人々にとって人気のある楽器です。近年ではコロナ禍のステイホームで空いた期間でギターを始めた人々が増えています。

ただ、

「今からギターを始めてみたいけど、まずそもそも何から始めるべきか分からない…」

と思う方が多いのではないでしょうか。

この記事では、初心者がギターを始めるために必要な7つのステップについてご紹介します。

 

 

1. ギターを選ぶ

最初に、ギターの種類を選ぶ必要があります。主にアコースティック・ギターまたはエレクトリック・ギターのどちらかを選ぶことになります。

 

アコースティック・ギター

・アンプを使わずに演奏でき、どこでも弾くことができる

・ソロ演奏やアコースティック・ライブなどに適している
・フィンガーピッキングやストラミング(指の開閉のみで音を出す)に向いている
・音量やトーンを調整することができない

 

エレクトリック・ギター:

・音量やトーンを自由に調整できる

・形にバリエーションがある
・エフェクトペダルなどを使って多彩な音色を表現できる
・電源やアンプが必要で、場所に制限がある

どちらがよいかは個人の好みや使用目的によって異なりますし、初心者の方はどのようなギターが良いか迷うかと思います。まずは、楽器専門店にて詳しい店員さんから自身に合ったサイズや形状、材質、価格などのアドバイスを受けて購入することをおすすめします。またオンライン上でも様々なギターが販売しており、フリマ、オークションサイトでも多数出品されていますので、購入前に検討してみてはいかがでしょうか。

2. ギターのチューニング

ギターを選んだら、正しい音で演奏するためにチューニングが必要です。。ギターのチューニングとは、弦の音程を調整して、正しい音を出すことを指します。

ギターは、通常6つの弦から構成されており、それぞれの弦には特定の音程が割り当てられていますので、正しく調整してください。

チューニングの方法はいくつかありますが、まずはチューナーという機器を使った方法で行いましょう。チューナーは、ギターの弦の振動を感知して、正しい音程を表示する機器です。電子チューナーは、クリップ式と接続式があり、またオンラインで使えるチューニングアプリもありますので、ぜひ探してみてください。

 

3. 基本的なコードを学ぶ

ギターの弾き方には様々ありますが、ここでは基本的な弾き方であるストロークアルペジオを紹介します。

 

ストロークは、指やピックを使って複数の弦を同時に上下に弾く奏法で、

アルペジオは一弦ずつ連続して鳴らす奏法を意味します。

 

コードは、複数の弦を同時に押さえて音を出す方法です。初心者の場合は、基本的なコードを学ぶことから始めましょう。

基本的なコードには、C、G、D、A、E、Fなどがあります。これらのコードは、多くの曲で使用される基本的な和音であり、これらをマスターすることで多くの曲を演奏することができます。

コードを学ぶためには、ギターの指板にあるフレットの場所を覚える必要があります。コードを押さえるためには、指の力や指の位置、指の間隔などが重要です。最初は、コードチャートを参照して、正しい指の位置を確認しながらコードを練習することがおすすめです。

 

4. リズムを学ぶ


リズムは、音楽の中で最も重要な要素の1つです。ギターを弾く際には、正確なリズムで演奏することが必要です。リズムを学ぶためには、メトロノームを使って練習することがおすすめです。メトロノームは、一定のテンポでクリック音を出す機器であり、正確なリズムで演奏するための練習に役立ちます。

リズムを学ぶには、単純なストロークパターンから始めることがおすすめです。最初は、1つのコードに対して、4分の4拍子でストロークを行い、次に2つのコードを交互に演奏するなど、徐々にリズムを複雑化していくことができます。

 

5. 練習する

ギターを上手く演奏するためには、練習が欠かせません。継続的な練習が必要です。2、3日最初は練習自体がなれずに難しいと感じるかもしれませんが、効果的な練習方法で行い、集中して自分を律し、上達のためにできる限り毎日練習しましょう。

最初は、基本的なコードやテクニックを練習することから始めてみましょう。次に、自分のレベルに合わせて、難易度の高い曲を練習してみてください。

練習の際には、ギターの姿勢にも注意する必要があります。正しい姿勢でギターを演奏することで、疲れにくく、正確な演奏ができるようになります。ギターを演奏する際には、背筋を伸ばし、肩を下げ、腕をしっかり保ち、ギターを身体にしっかりと固定しましょう。また、右手の指の位置や動きにも注意して、正確なストロークができるようにしましょう。

 

6. 他のギタリストから演奏を見て学ぶ

ギターを始めたばかりの人は、ぜひ動画で他のギタリストのプレイを見て学んでください。

「憧れのギタリストのようになりたい」

や「好きな曲を上手く演奏したい」

など、目標を設定することで、自身のモチベーションに繋がりますし、技術向上に役立つかもしれません。

またギタリストの友達や、ネット上で情報を共有しているコミュニティに参加することもおすすめです。

 

7. 音楽理論を学ぶ


ギターを演奏する上で、音楽理論を学ぶことも重要です。音楽理論を学ぶことで、曲の構成やコード進行、スケールなどを理解することができます。また、音楽理論を学ぶことで、自分で曲を作ることもできるようになります。

 

まとめ

ギターを始めるためには、まずはギターを手に入れ、徐々にコードやリズム、練習方法など基本的な演奏方法を学び、定期的に練習を行うことが定石です。また、先輩ギタリストから学ぶことや音楽理論を学ぶことも重要です。

初めは難しく感じるかもしれませんが、練習を続けることで、徐々に上達していくことができます。楽器を演奏することは、自分自身や周りの人たちにとっても、とても素晴らしい経験となるでしょう。